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何気なく見ていた優のアップしていた写真。
「えっ…………」
俺の部屋は今、冷房で快適な室温になっているはず。なのに、冷や汗が止まらない。スマホを持つ手が僅かながら震えている。何度も何度も繰り返し見る写真。呼吸すら忘れるほど目の前の衝撃は凄まじいものだった。
「ハァ…ハァ………」
「誰だ……こいつ………」
俺の目線が追いかけていたのは全ての写真に登場する、優の背後に写っている同じ人物の姿だった。
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