所謂巻き込まれさんのあれこれ

プロローグ

「…そうなるかなとは思ってましたよ」

魔方陣「そうか…ならお前もあいつがいる世界に「しかーし！！」!?」

「今週のジャ○プをまだ読んでいない自分は地球に未練タラタラで捕まるわけにはいけないのだ！」
大樹は地元で土地勘もあるため最短距離で最寄りのコンビニに向かって全力疾走する。

魔方陣「待て！」
不意を突かれた魔方陣は慌てて大樹を追おうとする…しかしそこには大樹の姿はもう無かった。

その後大樹はコンビニでジャ○プを購入し日没直前の見通しが悪い中公園のベンチでジャ○プを読んでいた。そして読み終えた大樹は立ち上がり家に向かう。

「はあ、今日は疲れt「もうお前の地球に対する未練はなくなったな。」…あらまー…」
公園を出る直前で俺はまた絶望の淵に経たされた。

魔方陣「捕まえたぞ、もう逃げられん」
と魔方陣は大樹の首根っこをつかんでヒョイ持ち上げてる。ちなみに大樹は大型俊足、更に堅守の内野手としてプロからもスカウトに注目をされてる程なので身長は高くガタイもある。

魔方陣「さあ1名様異世界にごあんなー」ｸﾞﾁｬ

魔方陣の「…あ、やっちっまった……」と言う声と共に俺の意識は途絶えた。