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一体…俺はどうなったんだ…
意識が戻った大樹。しかし子の時点では手足はおろか口を動かすことも目を開けることもできない。
大樹の体内時計で約1時間経過…
からだの感覚が戻った大樹は周囲の異様な雰囲気を感じつつ恐る恐ると目蓋を開いていく。そして完全に目を開け横になっていたからだの上半身を起こして周囲の光景を見回し後に大樹は
「はいはい真っ白真っ白」
最近見始めた携帯小説にあるものと同じ光景が広がっていたため心の準備は予めできていた。
そしてどこからか音楽が
おおきっな~空を~な~がめた~ら~し~ろい~く~もが~とんでいた~
…サ○エさん?突如流れてきたサ○エのエンディングを聴いていると
『今日はたのし~、今日はたのし~ハーイキーングーwwwww
てか雑wwwwwはいはい真っ白真っ白とか雑うwwwww』
何と言うか…声は渋くもなければテノールでもない、そして果てしなくふざけた口調でいて表現し難い…神々しい声色。そんな声がした方を向くと…
『うえーいwww元気?この度は…いきなり出て来てごっめーんwwwまことにすみま↓めーんwwwww』
銀髪の髪は肩ほどまで伸びていて5対のモフモフの純白の羽を生やした人がうつ伏せになっている。
「え…この人きも…気持ち悪い…」
『ひどすwwwww訂正になってないwww』
まだうつ伏せになってる…顔は見えないけど推定イケメンの羽生えた神様っぽい服着てる人。
『ご名答だ柳瀬大樹君、何を隠そう神様っぽい服を着ているわたーしが神様の中でもとーーーっても偉い神様なのですwwwwwドヤァ』
神様的な人はうつ伏せのまま腰に手を当て効果音でババーン!とつきそうな勢いのポーズをしている。うつ伏せで。しかも口でドヤァって言ってるし…
…ん?
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