プロローグ

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…これが陽輝との出会いである その日から陽輝は自分を通してではあるが周りの子供たちとも仲良くなっていきそれに伴い性格もみるみる活発的になっていき社交的になっていった。 しかしそれと同時になぜか俺への依存度もみるみる増していった。 そしてそれがかなり進行した高校に入ってからの出来事で思い出されるのが…陽輝の周りのおビッチーズの1人があまりに俺に突っかかってきて鬱陶しかったので陽輝に対して 「陽輝ー、名前なんだっけ…思い出せねえやそこにいるあいつが今朝俺の上靴の中に画ビョウをばらまいてきたんだよ。どうにかしてくれよ」 適当にホラを吹いたところそれを聞いた陽輝の目から光が無くなっていき… 陽輝「はは、そうなんだ」 乾いた笑いをこぼし大樹にそう言いビッチ子ちゃんに向き直り一直線で走っていき… 陽輝「大樹に何してくれてるんだてめぇはーーー!!」 と言いながら本気の飛び蹴りをビッチ子ちゃんに問答無用でかましてたことだ。 その時は流石に俺が慌てて間に入り事なきを得た。当然その後ビッチ子ちゃんに陽輝をそそのかしたと言うことで俺は更につっかかられ嫌われた。 ちなみに陽輝後からそのビッチ子ちゃんに謝り許してもらっていた。 陽輝はビッチ子ちゃんはそんなことするはずがない!大樹が間違ってる!的なことを言われたことも1度もないし面倒事にもあまり首は突っ込まない。(俺が普段から非常事態以外では面倒事に首を突っ込むなと調教しているため) とりあえずその時に今後陽輝に対するその手の弄りはやめると誓った(多分) だって突然目の光が無くなって口調が輩になって格闘技もやったことないはずなのに物凄い跳躍できれいな飛び蹴り繰り出してるんだぜ… 俺の脚に邪なるつばryが宿っていなければ間に入って相殺もできなかった… 奴は俺が誰と仲良くしようと自身が俺にないがしろにされようと嫌な顔を1つしない。ただ俺に危害を加えてくる者や物に対してはターミネーターの如く排除に取りかかろうとする。 だからこいつと一緒に居ると何かのはずみでターミネーター化をして周りに危害が及びそうなこともあるためあまり側に居たくないないが、こいつ自体の事を嫌いなわけではない。 そんな陽輝さんが向こうでそうなっってるのも容易に想像できる訳で…
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