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「んぁっ、やっ……、んんっぁ」 胸しか触っれてないのに、身体の中心がじんじんする。 下腹部が熱くなって、身体の中からとろりと流れ出すのもわかった。 背中にあった手がスカートファスナーを探り当てて、あっけなくスカートは床に落ちてしまった。 中途半端に脱がされたカットソー、外されたブラ、下着にストッキング姿。 玄関の照明の下、あたしはなんて卑猥な格好で立ってるんだろう? それを自覚するだけで、また身体の熱が一度上がった気がした。 「──ぁっ!」 ちゅっと課長の唇から開放されるあたしの胸。触れる空気は冷たくて、思わず声が漏れた。 その声を塞ぐようにキスをされて、あたしは両手を課長の背中に回した。
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