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なにこれ。 体全体が性感帯になったみたい。 今までは一度イったらそれでおしまいだったのに、体がずっと達したままで快感が止まらない。 「おかしくっ、なっちゃっ……っ、あっ……、かちょっ、やぁっ!」 瞼の裏がチカチカと何度もスパークしてる。体の熱は蓄積される一方でここから逃げ出したいのに、体だけは快楽を求めて下腹部の疼きが止まらない。 「くっ、課長はっ、止めろ……、彬だ」 切なそうに眉間にしわを寄せる課長の顔が、あたしの胸をさらにきゅんとさせる。 ……って、今なんて言ったの? 「あき……? あっ、ダメっ、また……っ!」 課長の名前だって気づいた時には、あたしの体はさらに高い快楽を得て、何度目か分からないけどまた達してしまった。
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