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結局時間も時間ということで、晩御飯はファミレスだった。
「アキさん、いつもファミレス?」
「いつもでは無いですよ? 半分はコンビニです」
「身体壊しちゃいますって。あ、明日は何が食べたいですか? 和食? 中華?」
「なんでもーー」
「何でもは禁止!」
困ったように笑うアキさん。
もっと一緒にいたい。
もっと話したい。
もっと、いろんなことを教えてよ──。
だけどファミレスでの時間はあっという間。
お皿もすぐに下げられちゃって、出て行けと言わんばかりだ。
「送りますよ、真由」
全然、名残惜しさなんて見せること無く立ち上がるアキさん。
もっと、惜しいって思ってよ。
あたしと少しでも一緒にいたいって思ってよ。
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