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後ろから抱きつくようにアキさんの腕があたしの体に巻き付く。 左手は胸に、右手はウエストをなぞってさらに下に――。 「いい子、こっち向いて」 「――っ、んっ、あぅっ、んっっ」 耳たぶを甘くかまれて背中が勝手に弓なりになってしまう。 それでも、言われるとおりに顔を後ろによじると、甘いキスがもらえた。 右手の人差し指が、下着のわきからすでに潤ったそこに触れる。 まだナカには挿れてくれなくて、軽くなぞるだけ。 たまらず腰を揺らすと、クスリと笑われた。 「もっと苛めたくなるね」 もしかしてあたしはMなのかな?  だって、もっと苛めて欲しいと思ってしまった。 もっと乱暴にかき回して蹂躙してくれたらいいのにって……。
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