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驚くあたしをお姫様抱っこ。
そのままバスルームに放り込まれて――。
「んんっ、ふぁっ、ん……」
シャワーを浴びながらのキスは自殺行為に近い。息が出来なくて口を開こうとするとシャワーの水が入ってきて、まともに息が出来ない。
「身体、洗ってあげますよ」
「──あっ、ダメ……、あぁ……」
酸欠で訳が分からないのに、アキさんの手は常にあたしに甘いしびれを与えてくれる。
求められることが純粋に嬉しい。あたしのことを好きって体中で言ってくれてるみたい。
だからそれに応えるように、あたしは何度もアキさんに「好き」って伝えた。
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