53 愛のカタチ

30/31
前へ
/1343ページ
次へ
「なっ?!どうしてッ……」 「え?まさか図星?!参ったな……」 フェルキアは心臓が飛び出そうになった。 ラタルナはフェルキア以上に驚いた顔をしている。 「ごめん、ほんの冗談だったんだけど…驚かせてごめん」 「冗談…?」 「いや、ごめん、ちょっとカマかけた」 「えっ?」 「ずっと考えてたんだ。フェルキアには、他に好きな人がいるんじゃないか―――って」
/1343ページ

最初のコメントを投稿しよう!

373人が本棚に入れています
本棚に追加