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「それで、アフメスが助かるのか!?」
説明を聞き終えたワセトは、ナルディに食って掛かった。
「それは、分かりません…でも、やるしか無いんです!もう時間が無い!ジェフラー王子はどこですか?」
「たぶん、アクティー様の所だ」
「アクティー様の部屋ですね!」
ナルディはそれを聞くなり、また走り出した。
「あっ!ワセトさん、アフメスに付いていてあげて!ミイラ職人に連れて行かれたら大変だ」
「…分かった。その代わり絶対に成功させろよ!!」
「了解ですっ」
ナルディは振り返って、作り笑顔を見せた。
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