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(キスじゃなくて、優しく抱きしめて欲しいのに…ラメスは私の気持ちを分かってないわ)
不満はあったが、ティアリは彼に触れたいと思う気持ちに抗えなかった。
「わかったわよ」
ティアリはゆっくりと唇を近づけた。
「あっ……ん…」
唇を近づけたつもりが、逆に口づけられ、そのままベッドに倒された。
「あっ…ダメよ。私、まだ……」
部屋の外で足音が聞こえた。
「失礼します!!」
再び、医務室の外から声を掛ける者があった。
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