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ジェフラーは苦笑した。
「分からない。何故か勝負したくなったんだ」
「?」
「放っておけないんだ。アフメスの事が気になって仕方ない」
「まあ。好きなのね」
レイ王女は笑った。
「クシュタが言ってた。アフメスは軍人として評価する所がないと。信じられないな。全く見る目がない」
「?」
「私は自分の目を確かめたい。アフメスと真剣勝負したい……本当は剣技が良かったんだが。まあレスリングでも良い」
「明日が楽しみですわね」
急にバタバタと、廊下を走る複数の足音が聞こえた。
「ジェフラー!大変だ!!」
アフメスたち3人が部屋へと戻ってきた。
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