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パンは近くにあるパン屋さんがありましたので比較的簡単に手に入れることが出来ました。
後はマヨネーズの素材です。
卵…はゼノ君が集めてくれる予定なので、オブーリオイルと酢ですね…
「 すません、オブーリオイルと酢を売っている所はどこでしょうか?」
私が買ったついでにパン屋さんに訪ねます。
「 あぁ、丁度市場で小麦粉を補充しようと思ってたんだよ、丁度いいから案内してあげる、ついといで!」
少しふくよかな体型のパン屋さんの女性がニコリと微笑みます。
「 ありがとうございます!」
私がお礼を行って着いて行った先は、先程の屋台の近くの市場でした。
「 オブーリオイルはここで買えるよ。で、酢はあそこね…お使い出来て偉いねぇ、気を付けて帰るんだよ!」
「 ありがとうございます!またパンを買わせて頂きますね!」
パン屋さんにお礼を言って別れます。
親切な方でよかった…!
私はホクホクした気分で、オブーリオイルを購入しました。
そして、酢を教えて頂いた場所で用立てようとした時にあるものが目に留まります。
…これは、ピクルスではありませんか!!
私は酢と一緒にピクルスを購入して、お母様達の居る屋台に戻りました。
「 あら、以外と早かったじゃない。」
屋台に着くと、お母様がで迎えてくれました。
ゼノ君とザインお兄様も既に戻っていたようで、お母様達が捌いたお魚をパン粉と卵と小麦粉を付ける作業をしていました。
「 じゃ、オリーゼはさっきのソースを作ってね!」
「 お、俺の屋台…」
「 兄さんはパンをスライスする係ね!!」
悲しそうに佇むお兄さんに、有無を言わせずパンを押し付けたミーンさん。
少しお気の毒です…
だけれども、元はと言えば私がお魚を釣りすぎたせいなので、ごめんなさい!と思いつつ見て見ぬ振りをしてしまいました。
本当に申し訳ございません!
そう思いながら、食材を混ぜ合わせて自家製マヨネーズ作りに集中しました
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