第3章

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二人が準備してる最中ジェニファーはバレないように少年の母の元に行った。 「ごめんなさい。あの子を連れて行くわ」とジェニファーは言った。 「良いわよ。あの子が必要なんでしょ?」 「はい。あの子の命は守ります。」 「ありがとう。私のネックレスの為に、」 「良いんです。私許させないんです人の思い出をあんなふうに、、、」 「そんなふうに言ってありがとう」 そんな会話をした後その場を離れた。時刻は19時。 「男共、準備はいい?」 「アイアイさー!」 「はいよん!」 家を出た後、煙の見える方角を探し出した。 「方角はあそこね。あの方角からここを割り出したのね」 歩いている時、少年に 「何かおかしいと思ったとこない?」 「無いよ~」 「方角はここであっているのよね。奴らかなり慣れているわね」 30分歩いてみたが手がかりらしきものはなかった。途方に暮れていた時、ジェニファーは目を閉じた。 「木や川の音が聞こえる。ん?何かしらこれは」 それはジェニファーが特殊能力に目覚める瞬間であった。ジェニファーの脳裏にはここから半径3キロメートルまでのマップが焼きついた。 要は千里眼だ。 「なるほど、そういうことだったのね奴らのアジトが分かったわ」 「ほんと?」 ジョニーが驚いた声で言った。 「本当よ」 「案内してくれよ」 「分かったわ少年はもう帰りなさい。」 「えー、ついて行きたい」 「危ないからダメよ」 「帰りなさい。」 「ヤダ、母ちゃん悲しませた奴は許さない」 「俺が少年を守ってやるからそれでいいいだろジェニファー?」 「あなたがそこまで言うなら分かったわ」 アジトを見つけた。 木に隠れてジェニファーは能力を使いアジトの周りにトラップが無いか調べた。 「能力解放 サーチ」 するとアジト前の地面が少しぬかるみがあり、土が盛り上がっているのに気づいた。 「落とし穴か、あれは使えるわね。」 すると、隣でクスクス笑っている奴をみた。 「能力解放?サーチって笑 その顔で冗談キツイ笑 」 とジョニーは馬鹿にした。 ジェニファーは頬を赤らめてジョニーを睨めつけていた。 「、、、、」 「やべえ、」 (怒らせてしまった。) 次の瞬間顔を思いっきり殴られた。 「バカにすんな」 「はあー、もう勝手にやってくれ」 少年はボソリと呟いた。 そんなやりとりをしてる中盗賊の1人がアジトの外に出てきた。茂みで用をたしてるようだ
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