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「あれを避けるのかよ、あいつ強えわ、お前特殊能力は?」
「ない」
「勿体ねえ、こんないい戦いを、、」
「なんでそんなに戦いにこだわる?」
「俺は戦いが好きなんだよ。強い奴と闘いたい傭兵になったのもその為だ。」
「変わってるな、まあその気持ち俺も分からなくもない」
「だろ?ケリつけようぜ」
「分かってる」
(しかし、参ったなあの戦闘力に特殊能力持ちとか反則かよ)
No.6はキレていた。
「クソお、なぜバレたんだ、もう少し潜入したかったが、おいそこの女なぜ私がシルバーゴートのメンバーだと分かった?」
ジェニファーは答えた。
「青年aが教えてくれたのよ。シルバーゴートが影で動いてるって。」
「青年a?ああ、あの人質の彼氏か。だか、あいつはシルバーゴートなんか、しらないはず、、」
すると、横からフードの男が喋り出した。
「青年aに聞こえるように言ったの俺です」
「き、貴様」
「女の子を人質にとるのが気に食わなかったので」
「傭兵の分際でーー!!、」
「女は大事にしろって父に言われたんですよ」
「お、お前いい奴だな気に入った。」
ジョニーが褒めた。
「ありがとうさん」
フードの男がそう返した。
「お前俺の仲間になれよ、いいだろジェニファー?」
「はいはい好きにしなさないあんたがリーダーなんだから」
「やったね」
「その気持ちはありがたいが、やめとくよ」
「俺は強い奴と闘いたいから傭兵の方が向いてる」
「俺ら冒険してるんだよ。強い奴と戦えるぞ!、それに俺らも命狙われる身だし?シルバーゴートと戦えるチャンスだろ?」
「確かにそうだな、じゃ、この決着は後にしてNo.6を倒しに行くか」
「おう」
ジョニーは、にししと笑いながらフードの男を見た。
「今が、引き際か」
するとNo.6は消えていった。
「お前達ありがとう、お前達には褒美をやろう」
王様からの言葉だった。
「んじゃ、め、し」
ジョニーがそう言うとジェニファーがゲンコツした。
「次の国へ行くために許可証が必要なの試験を受けさせて欲しいです。あ、あと、それと馬車が欲しいです。」
「バカそれじゃ、歩けねえじゃねえか冒険は歩くのが楽しいんだぞ」
「歩いた方が強い奴と戦えそうだ」
「なにこれ、バカが2人になっただけじゃないのよぉ~~先が思いやられるわ。」
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