第4章

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「青年aってあの彼氏か?」 トュエルブが聞いた。 「そうそう」 青年aの家を訪ねお母さんに挨拶すると青年aが出てきた。 「昨日はお世話になりました。」 「あーえ、こちらこそ泊まらせていきなりもらって悪かったわね」 ジョニーが言った。 「また遊びに来てください。」 「また、お前の母ちゃんの料理食べに来るからな。」 ジョニーが言った。 「お待ちしております。」 「お前の彼女に悪いことをした、すまなかった」トュエルブが言った。 「大丈夫です。お仲間になられたのですね」 「ああ、こいつらと一緒にいた方が楽しそうだからな」 「では、お元気で」 (次会ったら、始末するか) 青年aの胸の内は恐ろしかった。 その場を後にし、馬車に乗った。 「次の国はひまわりの国だな全速前進~」 ジョニーが叫んだ。 「そういえばあのリーダーあやつに似ているな」と王様がボソッと呟いた。
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