第2章

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第2章 チーム ジョニーはマスリアに向けて歩いていた。 マスリアまでの距離は42.195キロである。 他の人間ならバカバカしくて歩いて居られないが、ジョニーは別だ。 歩くことも冒険に含まれるため楽しくてしょうがないのである。 「なんか楽しい事ないかな~腹減ったしなー。あ、村発見したぞラッキー笑笑」 村に着くと腹が減っており飯屋に行ってピリ辛チャーハンを頼んだ。 「うんめーここの飯屋美味えぞ」 「おじさんおかわり~」 「はいよ。出来たぞ」 このペースで10杯目に突入した。満腹になり会計を済ました。が母親から貰ったお金が残り100ヘルしかないことに気がつく。 ジョニーは宿には泊まれないから村を出て野宿することにした。 「野宿かー久しぶりだな~」 (師匠との修行以来だな) ジョニーは筋トレをし始めた。 毎日腹筋、腕立て、スクワット千回をこなしていた。ジョニーの身体能力は才能というとこもあるがこういう努力するとこだ。 「998、、、999、1000~」 「きっきつうう」 寝る準備をする時だった。 「あんたさ、お金なくて困ってんだろ?」 「私見てたんだよね~。残り100ヘルしかないっていうのを」 ジョニーは言った。 「さ、さあなんのことかな~」 (この女見てたとか怖っ) 「とぼけないでよー、財布見せてみ~」 ジョニーの財布をとり見ていた。 「い、いつのまに、」 (この女の盗みのテクニックはプロ並みだな)とジョニーが関心していたときにその女は言った。 「私と取引しましょ」 「取引?」 「そう。倒して欲しい人が居るのよ」 「へえー、それで俺に何くれるの?」 「今日の宿全部私が払う」 「俺野宿でも言いわそれじゃあ」 「待って。こんなか弱い女の子見捨てるの?」 「ん?」 (か弱い?人の財布盗んでおいて?)と心の中で思ったが言わなかった。 「ん?って何よ はいでしょ。」 「は、はい」 (この女怖え逆らったら痛い目に合うかも。しかも怒った時の母ちゃんに雰囲気そっくりだし) ジョニーは歩きながらなんで俺の財布に100ヘルしかないのか聞いた。 (見ていたという話はおかしい会計するときに食事する場所と会計する場所は別で会計する場所は誰も居なかった) その女は、こう言った。 「推理したのよ」
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