第2章

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「とりあえずピリ辛チャーハンの値段を10杯掛けた値段を計算した」 「ん?でもそれだけわかるの?エスパー?」 「違うって言ってるでしょ、話を聞きなさい」 「あなた隣の国から来たでしょ?」 「そうだよ。どうして分かった?」 「今日は雨降ってて、靴に泥着いてたのを見て思ったのよ」 「うん、でもそれだけじゃ、」 「この村の地面はコンクリートで出来てるの」 「なるほど、俺が隣の国から来た言うのは納得できたけど、、」 「そうね、決定的だったのはあなたの服装ね庶民の服だし分かっちゃったわ」 「え?」 「まだわからないの?鈍いわね」 「隣の国の人で服装が庶民でかつ月々どれぐらい稼いで居るのか資料を見たのよ」 「あなたの装備を見たとき旅してる人だとわかったわ。そこからあなたの所持金を推理したのよ」 「他にも理由はあるけど長くなるからやめとく」 そう、この村に入るにはジョニーの国からしか行けないのだ。だから他の国がこの村へ来れることはない。 「なるほど」とジョニーはうなづいた 「あんた雨降ってるのに傘ささないとかバカ?」 「ちょうど体動かしてきたからいいシャワーだなって思って傘ささなかったんだ」 「もう、いいわ。あなたの名前は?」 「ジョニーだよそっちは?」 「私はジェニファーよ」 「ジェニファーか。よろしく!ジェニファーは国の資料はよく見るの?」 「ええ、よく見るわよ必要な知識だもん。」 「そうなんだ。その国の資料はどうやってみるの?」 「図書館に行って見てる。他の国々の人口や所得を推理して国でどのようなことが起きているのか。でも、推理するだけじゃつまらないからいつかは、許可書を持った旅人の仲間になって国を見て本を書きたいと思っているのよ」 「そうなんだあ、その夢叶うといいな」 (ジェニファーを、仲間にしたらやばい事になりそうだからやめとこ笑) 「倒して欲しい人について教えて」 ジョニーはジェニファーに聞いた。 「その人は大柄な男でスキンヘッド特殊能力持ちよ。」 「特殊能力持ちかあ」 (特殊能力俺ないんだよなあ師匠が言うには特殊能力の発現には絶え間ない修行の成果や危機感を感じたとき、後生まれてきた時の3つがある) 「何怖気付いたの?」 「まさかあ~、そいつ倒して欲しい理由は?」 「秘密」
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