epi.7

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特に梶浦さんなんて、例え無事に出てきたとしてどういう態度を取ったらいいのか・・ 私がというよりも 『ごめん小雪ちゃん・・俺なんて卑怯で屑でカスな事。罵って踏んづけて打って垂らして良いからね。そのあと死んでわびる』 優しくて通常はMな彼の事だから、こんな危険性もある。 むしろ懲罰を望みそうだなあと頭を悩ませているうちに時間はどんどん過ぎ去り、とうとうドアが開いてしまった。 ドキッとしながら、梶浦さんなのか今次さんなのかと盗み見て・・・ うわ、いっぺんに来た。 「おはよぉー」 想像よりも清々しい顔だ。 むしろ普段と全く変わりない。 その後ろで白目をむいてる今次さんの方が格段にヤバい。 「おえっ・・世界が俺を中心に回ってるぅ」 お前のお脳みそが回ってるんだよ。 二日酔いでも無駄にポジティブな発言を最後に、今次さんはよろよろと座り、机に突っ伏して静かになった。 「なんかね、二日酔いとは違う感じで頭が痛いって言ってて。実は俺もこの辺痛いんだよ」 不思議そうに後頭部をさする梶浦さんと目を合わせたくなくて、そうですか・・と濁しパソコンを立ち上げる。 今次さん、今死なないでね、過剰防衛で私が捕まっちゃうから。
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