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さらにここでの無属性は特殊能力の括りに入るが、適正を持つ可能性は1000万分の1と特殊属性より高く、希少属性より低い。
だが、無属性に関してはまず純粋魔力を扱う者がおらず、後から出てきた特殊属性としての意味に喰われ気味である。
ここまでの説明で振り返ってみよう。
脳筋文化が一般的であるこの世界で不遇扱いされている属性を大体網羅しているのが俺の性能だ。
無属性という希望も地味であれば意味がないだろう。
(どうしよう、全くなんて世界に来ちまったんだ俺は)
俺は多分教育機関に関わるようになれば苛められる事になるんじゃなかろうか。
まあまだ時間はある。どうにかなるだろう。
基本的に1歳児の今の俺は暇を持て余している。魔力の使い方も母さんに何かした時の感覚から操れる。暫くは調べながら効率的に鍛えていくのが妥当だろう。
それにこの世界の魔法って基本的に魔力の量と属性さえ合えば自由が利くタイプなので頑張ってみようと思う。
この世界では考えが及ばないのか知識がないのか。もし必要な属性がないなら、持ち前の属性から拡大解釈ででっち上げたり、道具を創って使い続ければ適性を後天的に得られる。
あとで頑張って創ろうと決意した。
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