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「なんでこんなものがこんなところに…」
そう思って近づいて見ると、近くにメモがあり
"魔術学校所属しており、能力が存在しない人はしばらくこの武器を使って、工程をクリアしてください"
と書いてあった。
魔術学校なのに、武器を使う学習工程があるのか…そんなことを思いながら俺は そのモーニグスターを手に取った。
「お?そんな粗末なもので良いの?まぁそんなものしか君たち0年には、与えられないんだけどねw」
後ろから異常なほどうざい口調で、女の声がした。
俺はその言葉に少しだけ激怒し、そのモーニグスターを後ろに向かって投げた。
「あー無駄無駄。これ、ホログラムだからw」
俺は後ろを向くと、そこには確かにホログラムの女の人が立っていた。否、女の子だった。
「えーと、どちら様でしょうか。」
「あー、気にしなくて良いよ。ただの新人弄りだから。」
そう言って、そのホログラムの女性が消えた。
やはり、人間が集まる場所である以上、そういう人間は、ちらほらいるのだろう。
そう思い、俺はモーニグスターを持った。すると、取っ手の部分にボタンがあるのに気づいた。
「なんだこれ?」
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