第1章 異世界転生

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「なんでこんなものがこんなところに…」 そう思って近づいて見ると、近くにメモがあり "魔術学校所属しており、能力が存在しない人はしばらくこの武器を使って、工程をクリアしてください" と書いてあった。 魔術学校なのに、武器を使う学習工程があるのか…そんなことを思いながら俺は そのモーニグスターを手に取った。 「お?そんな粗末なもので良いの?まぁそんなものしか君たち0年には、与えられないんだけどねw」 後ろから異常なほどうざい口調で、女の声がした。 俺はその言葉に少しだけ激怒し、そのモーニグスターを後ろに向かって投げた。 「あー無駄無駄。これ、ホログラムだからw」 俺は後ろを向くと、そこには確かにホログラムの女の人が立っていた。否、女の子だった。 「えーと、どちら様でしょうか。」 「あー、気にしなくて良いよ。ただの新人弄りだから。」 そう言って、そのホログラムの女性が消えた。 やはり、人間が集まる場所である以上、そういう人間は、ちらほらいるのだろう。 そう思い、俺はモーニグスターを持った。すると、取っ手の部分にボタンがあるのに気づいた。 「なんだこれ?」     
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