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飯田健太
秋山から卒アルを見せてもらったが、飯田の写真が蝋が溶けたようになくなっていた。
「自分で焼いたのか?確かにアイツは変態さ?水泳パンツを頭にかぶったり、人としてどうかしてるが?君には危害は加えなかったろ?」
秋山が盲腸になったときに飯田は率先して見舞いに行った。
「まさか、飯田死んだのか?」
「やめろよ!アッキー、冗談でもやめろ」
「この感じからすると火炙りにでもあったかな?」
「飯田のイイ家が燃えちゃった」
「おまえこそ楽しんでるじゃん?」
スマホが鳴った。知らない番号からだった。
恐る恐る俺は出た。
「もしもし?」
「飯田だよ今、火星にいるよ?」
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