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彼は脱衣場の扉を閉めた…
よし、じゃあ…夜ご飯作っちゃおっと！
ﾜﾀｼはタオルを首からかけて
台所に立って冷蔵庫を開けて中を覗く…
彼はサラダが好きだし
野菜ｽﾃｨｯｸでも作ってあげよっかな…♪
ﾊﾞｼｬｯﾊﾞｼｬｼｬｯ
…な、なに！？
お風呂場から聞こえたけど…
ﾜﾀｼは冷蔵庫を閉めて
脱衣場の扉を開いた
如月ヴィオラ
「シン…？」
………
返事がない…
如月ヴィオラ
「…シン？ちょっと
な、なんとかいいなさいよ…」
………
おかしいわ…いつもなら返事をしてくれるのに…
ﾜﾀｼは脱衣場の扉に手をかける
如月ヴィオラ
「入るわよ…？」
………
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
脱衣場の扉を開けたﾜﾀｼは
浴室からｺﾝｾﾝﾄに繋がるｺｰﾄﾞを
不審に思いながらも扉に手をかけて
思いきって扉を開いたっ
湯船の中にはぐったりしたシンがいたの！
如月ヴィオラ
「シン…！」
湯船から引き上げようとしたけど
水中で何かﾊﾞﾁﾊﾞﾁいってたから
覗いてみた…さっき、彼が持ち込んだ
電気シェーバー！そのシェーバーから
伸びてるｹｰﾌﾞﾙ…つけねの隙間から導線が見えた！
ご、ゴム手袋…！
ﾜﾀｼはｺﾝｾﾝﾄからﾌﾟﾗｸﾞを抜き
台所に慌ててゴム手袋を取りに行く！
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