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息を切らしたピーちゃん、
ぜーぜー言いながら残り少ない髪を整えてました。
警備員に捕まったおばはんは、
「痛い！ いたーい！」
と大声出して前かがみになっていました。
「あのおばはん、何やってるかわかるか？」
「ううん、分からない」
「あれはな、腹痛を装って警備員に手当てされてる、
看病されるところだと見ている人に
印象を与えてるんだ、自分は悪い事したんじゃないってね」
へえー、感心しましたピーちゃん、
今度こんな光景見たら万引きしたなと理解します！
こういう所が年配の経験と知識のある人は
頼もしいんですよね。
か、まさかピーちゃん、
万引きの経験者じゃないでしょうね？
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