下着泥棒とカラーボール

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「ありがとうございます」  ピーちゃんに礼を言って帰ろうとすると、 アパートまで送ってくれました。  私とピーちゃんがアパートに近付いた時、  私の部屋のベランダで人影が見えました。 「ちょっと待て、下着泥棒がいる」  ピーちゃんと私が様子を伺っていると泥棒が気付いて 一目散で逃げました。 ピーちゃんがカラーボールを投げました。  私も投げました。  そして私は素早く警察に通報しました。  泥棒は逃げましたが私が投げたカラーボールが 当たっている手応えはありました。  ピーちゃんのボールは全然違う方向に飛んでいました。 家の塀に当たって真っ赤に染まっていました。
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