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その話を聞いていた俺は、おばあさんを孫に会わせたいそう思っていた。
そして自然と口と体が動いていた。
我「おばあさん、お孫さんのことを思い浮かべてみてください」
おばあさん「孫のことを…?」
我「はい。強く強く思い浮かべてください。」
気づくと自然と手がおばあさんの額に動き、その瞬間頭に流れてくる孫との思い出…そして感じる孫の魂だった。
おばあさんを通して孫との縁を繋げ…そして糸のように伸びる縁がおばあさんの真上の空へと伸びてゆくのが見えた。
その糸の先を気づいたら握っていた俺はこれを手繰り寄せたら孫が降りてこれる。
漠然とした感覚が確信になり俺は糸を手繰り寄せる。
スゥーと若い女が糸と共に降りてきた。
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