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今日は、お母さんの四十九日法要だった。
元々体が弱かったお母さん。
最期は病院で眠るように亡くなった。
お通夜もお葬式も初七日も、あっという間に過ぎてしまったけれども何故か涙が出なかった。
忙しくて、そんな時間が無かったのかもしれない。
それとも、ずっと気を張っていたのかもしれない。
法要が終わって後片付けが済んでから、買い物に行った帰り道。
昔よく遊んだ公園にきて、突然涙が零れてどうしようもなくなった。
いつまでも泣いてはいられない。
明日は学校だし洗濯物も、洗い物も。
やることが沢山あるのに、涙が止まらなかった。
心が悲しみに追いついた時、どうしようもなく寂しくなって、苦しくなって、涙が溢れた。
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