第1章

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青い空 雲一つない朝。  清々しい朝に鳥たちまで歌っているかのようにさえずり、大きな空に翼を広げ気持ち良さそうに飛んでいる。  そんな気持ちのいい朝とは裏腹に美龍空(みろく)は暗い顔を浮かべていた。
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