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「なんで僕がアッシュの事を考えなきゃならない。
言うなれば、僕は被害者だし、来なくなったのは、忙しいのかもだし!
そうだ!僕に飽きたのかも!」
美龍空は納得したように左掌を右の拳でポンとならした。
しかし、なぜか自分が言い放った『飽きた』という言葉が心に深く突き刺さった。
「飽きた…。」
誰もいない静かな研究室にポツリと呟いた美龍空の声は意外と響きわたり、それが余計に美龍空の胸を貫いた。
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