淡恋詩(朔矢side)

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「ここです!」 次に咲良が連れてきてくれたのが、 「へーこれが名古屋城か。」 「はい!朔矢さんお城好きって言ってたので。」 俺の言ったこと覚えてたのか。 「咲良!これおいしそう!」 「お、夏帆いいの見つけたわね。」 大山と夏帆さんは、城には興味がないらしい。 「朔矢さん、何か食べますか?」 「咲良は何食べたい?」 俺たちは味噌味のソフトクリームを食べることにした。 「見てくださいみのりさん!間接キスですぞ!」 「片寄のくせに生意気ね!」 「うるせーよ」 やっぱりな。 2人にからかわれて咲良は 恥ずかしがって食べられなくなってしまった。 「はいはい、先進むぞ。咲良それゆっくりでいいから。」 俺は2人を連れて少し前を歩き出した。
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