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第六十四話がはははっ!!…狩りがいがあると言うものよ!!
一方…
「夜は上手く魚が取れんな。うなぎとかならいざ知らず…やはり川魚は昼間しか動かんな」
腕を捲り、薙刀を構え川に入りながら岩通は首を傾ける。
「…兄者が…こんな事をしていたとは…」
腰の半分まで浸かり、手探りで魚を探しながら膝丸は苦笑した。
『人間の姿を得たならば、人間と同じ事をして覚えねばならん』
頼朝も川に浸かりながら尻尾を揺らす。
『日々精進あるのみ…』
魚を探し、頭を川に突っ込み弁慶も頷いた。
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