番外編①政宗は雑魚!雑魚なの!

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「こちらがコンノスケのキャラクターですね」 笑って秋田がクリックすると… 筋骨隆々のスキンヘッドで、全身トゲだらけの鋼鉄の鎧を着ており、様々な重火器の武器を身体に装備している男が現れた。 ……全身凶器の男が出てきた!! 白目を剥いて、黒田は腰が抜ける。 「『地獄の殺し屋』で、目標は独眼竜様の目標を粉砕すると事、永遠に独眼竜様と地獄の鬼ごっこする事ですね。 独眼竜様を撃破すると、パワーアップします。 協力playですが、独眼竜様と遭遇すると対戦に強制的になりますよ」 楽しそうに秋田は話す。 …なんかもう協力playの意味全く無い…片倉…伊達政宗に謀反しまくりだろう… …だから伊達政宗は…高レベルなのに足軽だったのか… げっそりして黒田は納得した。 「後は他のキャラクターを参考にゲームを進めてくださいね。 すみません、それでは失礼します」 「…うむ。ありがとうな」 秋田は黒田に頭を下げて退室し、黒田は苦笑して秋田に礼を言った。 「しかし…どうしたものか…」 武将作成をするものの、困り果てた黒田は… 「うむ。これで良かろう…」 あるキャラクターを作成すると、満足げに頷く。 数時間後… 「あれ?官兵衛さん…ゲームやってるなんて珍しいね」 風呂上がりの竹中は、部屋に入ると笑って官兵衛の隣に寝転がる。 「…興味が湧いたんでな」 少し恥ずかしそうに黒田は顔を赤くした。 「ふーん…俺もやろうかな?」 目を細め竹中は起き上がる。 「何だ?お前もやるのか?…愛奈と戦で相対する難敵以外で興味を示すとは珍しい…」 笑って黒田は横にずれた。 「…愛奈がハマっているからだよ。作ったのが元就さんだし…ちょっと興味もあってね」 苦笑すると、竹中は武将作成を始める。 「こうして…こうで…この辺が…うーんと…」 テキパキと武将を作りながら竹中は真剣その者で作って行く。 「…ほう?…そう来たか…」 キャラクターを見て黒田は気付いた。 「…架空とは言え、リアリティー出さないと盛り上がらないだろ? …まぁ、実際よりスタイルは俺好みにするけどさ」 完成させた竹中は満足そうに頷く。
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