第七十五話俺の話?聞いてもつまらないと思うけどな…

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第七十五話俺の話?聞いてもつまらないと思うけどな…

留守を任された皆は… 取り敢えず愛奈が心配で洞窟の中に固まっていた。 「ねぇ…竹中さん…。僕もさ…幽霊歴?ってのが長いから現代の知識もあるけど…ぶっちゃけ…今の日本と僕達が居た昔の日本…何か違いあるの?」 笑って沖田は竹中に近寄ると問い掛ける。 「何を藪から棒に…俺の話を聞いてもつまらないと思うけどな…」 座り込んだまま、竹中は沖田に答える。 「日本の諸葛亮って言われた程頭良いんでしょ? ならさ、僕も貴方の見識気になるんだよね…」 玩具を見つけ子供の様な笑顔で沖田は頷く。 「……」 変な顔をして竹中は目を細めるのだが…
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