第七十五話俺の話?聞いてもつまらないと思うけどな…

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「道のりは長く険しいよ?俺はあくまで基礎を作るだけ。 後は頭が良い人達に引き継いで俺は戦国へ戻る」 満足そうに竹中は笑みを浮かべる。 「ふ…竹中半兵衛…家臣にしていたら良かったか?」 笑って信長も竹中に聞くが… 「俺があんたに何したか知ってる癖に腹黒いね…」 呆れて竹中は肩を落とす。 「こりゃ驚きだな!」 笑って鶴丸は立ち上がる。 「…普通じゃ考えつかん…」 大倶利伽羅は目を細める。 「悪くないね」 嬉しそうに光忠は微笑む。 「…天才過ぎだよ」 沖田は疲れてぐったりする。 「…頭の中どうなってるの?」 「脳ミソ密集してんじゃない?」 加州と安定は顔を見合わせた。 「竹中半兵衛…凄い男だ」 豊久は感嘆の声を上げる。 「…」 亀甲は竹中に因縁があるので、不愉快そうに眉間の皺を刻み込んだ。 …父上… そんな亀甲の心境を察して青年は下に俯く。
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