愛奈です!鴬丸だ。大兼平だ!!

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「作者の奴が馬鹿を仕出かした様だ。 メールアドレスを変更した上にパスワードを忘れた。 …いつかは分からんが…未完結で途中から違うアカウントで書くらしい」 大倶利伽羅は、エプロン姿で博多のカメラに近付き報告する。 「ログのメモ無くした見たいで…ごめんね」 杓文字を持ちながら光忠も謝る。 「まぁ、それまでは気長に更新する! もし、完結ってあって、新しいアカウントのコメがコピペしてあったらそれがエマだ」 笑って鶴丸は腕を組む。 「重ね重ね申し訳ない…他の作品も未完結になりますが…設定やタイトルを変えて書く所存です。 あっ、この作品は本丸へようこそ2になる予定ですぞ」 頭を下げながら一期一振も説明する。 「さて…ショート戻るぜ!」 鶴丸を合図に、四人はスタジオの裏から様子を見る。 「俺は突っ込む方が良い…」 笑って鴬丸は笑みを浮かべる。 「待て…待て…変な言い方をするな…」 大兼平は後退るが… 「他の小説や漫画では受けが俺で不公平だろう。 此処は公平に行く所だ」 大兼平に近付く鴬丸。 ブチイッ 一期一振の血管が切れた。 鶴丸に浮かぶ選択肢。 1逃げる 2止める 3傍観 4笑いながら様子を見る 選択肢は4。 「逃げる事など許さないっ!吉光の名は伊達じゃない!天誅くらいやがれ!オラアッ!!」 凄まじい形相で一期一振は真剣必殺をし… 「俺は悪くない!被害者だあっ!」 「お前も人の事が言えぬだろう?忘れた人は最初の方を見直せ」 泣きながら大兼平は逃げ、鴬丸は茶を呑みながら逃げる。 「こりゃ驚きだ!一期も自分を棚に上げてんな!」 笑って鶴丸は腹を抱え倒れる。 「「…」」 光忠と大倶利伽羅は、過去を思い出して赤面して背を向けた。 「なんじゃこりゃ?」 愛奈は首を傾ける。 「賑やかで何よりだ」 「そうだな」 不動と薬研も頷いた。 「僕も乱れたい!闘いたい!」 一期一振の後ろに乱は続く。 「ちっ!期待して損したわ!」 舌打ちし、博多はカメラを切った。 …何に期待をしていたんだ!? 秋田は白眼を剥いて凍り付く。 本丸ニュースが自主規制で、石切丸と青江の神社仏閣ぶらり巡りに差し変わったのは言うまでもない。 スタジオは、大兼平と鴬丸の血で血に染まったとか… 一期一振が怒りで闇墜ちし、鶴丸のチョップで倒されたとか…倒されなかったとかさ… ショートショート完結
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