番外編③主の為に!心霊写真を撮らなければならぬ!

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「宇宙機動戦艦紅のフレイディアは? ランティス宇宙連合軍と、地球連盟軍に挟まれて…孤独の闘いを繰り広げる…泣けるし、機体や戦艦のバトルは白熱だぜ? 一兄だってファンだし、確か…コレクション集めてたな」 自信満々に厚は力説した。 「…粟田口は漫画好きか…」 不動が撮影する中、薬研を間に挟んで乱達の漫画談義は熱く続くのだった。 「取れた写真が…これやな?」 冷や汗を掻いて、明石は画面を見ながら不動に聞く。 不動も冷や汗を掻き、頭から冷水を浴びせられたかのように凍り付く。 二人が見詰める画面の写真には… 粟田口の短刀達に夥しい数の頭蓋骨が映っていた。 しかも全ての写真に… 愛奈に見せられる訳もなく、石切丸にデーターと、写真を供養して貰い… 粟田口の写真はお蔵入りとなったのでした。
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