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「宇宙機動戦艦紅のフレイディアは?
ランティス宇宙連合軍と、地球連盟軍に挟まれて…孤独の闘いを繰り広げる…泣けるし、機体や戦艦のバトルは白熱だぜ?
一兄だってファンだし、確か…コレクション集めてたな」
自信満々に厚は力説した。
「…粟田口は漫画好きか…」
不動が撮影する中、薬研を間に挟んで乱達の漫画談義は熱く続くのだった。
「取れた写真が…これやな?」
冷や汗を掻いて、明石は画面を見ながら不動に聞く。
不動も冷や汗を掻き、頭から冷水を浴びせられたかのように凍り付く。
二人が見詰める画面の写真には…
粟田口の短刀達に夥しい数の頭蓋骨が映っていた。
しかも全ての写真に…
愛奈に見せられる訳もなく、石切丸にデーターと、写真を供養して貰い…
粟田口の写真はお蔵入りとなったのでした。
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