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「…」
鶴丸は無言で、木の実や毒キノコ、様々な物を収穫しては…
一期一振が脱いだマントに詰めていく。
「鶴丸殿…愛奈に嫌われ悲しい気持ちは分かります。
分かります…が…流石に毒キノコは…」
冷や汗を流して一期一振は鶴丸にツッコミを入れる。
「毒キノコは俺達の食べる分だ。刀剣だし…究極だし…多分死にはしねぇだろうさ。
丁度三個…一個は光坊に、もう一個は長谷部にやるんだ」
既に決めており、鶴丸はやけくそになりながら収穫を続けていく。
……鶴丸殿……よっぽどショックだったのですな…
一期一振は涙ぐむと、食べられる木の実を集めていくのだった。
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