第九十話毒キノコと愉しそうな島さん

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同じ頃…豊臣本陣の島が部屋として使って居る陣幕では… 神子田猿轡はされたまま、裸にされ手足を椅子に縛られ足を開かされていた。 「さて…左近、どうする?」 神子田を見詰めながら、霧時雨は島に問い掛ける。 「殺す趣味は無いけど…白状させなきゃ意味はない。 長久手の戦…貴方が殿を置いて逃げたから…殿は危うく死にかけた…。 まぁ、私が仕える前だから仕方無いとは言え…今は私の大事な主なんですよ。 死した今も忠義は変わらない…」 無表情で島は箱から大きな物を取り出した。 「っ!!」 それを見て神子田は顔を青ざめさせる。 「殿の為なら…俺は鬼にも悪魔にでもなりますよ…」 ズプププッ それを島は神子田の秘部に容赦なく突っ込んだ。 ビクビク… 「っ!!んごおっ!」 痛みで神子田は呻き声を上げる。 「…」 霧時雨は躊躇わずに、リモコンのスイッチを押し… ヴヴヴヴッ 腹部や秘部、内蔵に振動が伝わり… 「ぐがががっ!!」 苦悶の表情で神子田は呻き声を上げる。 「簡単に吐けば良いけど…霧時雨はどう思う?」 「人の人生を狂わせた極悪軍師…簡単に吐かないかもな…」 無表情で島は神子田を見ながら霧時雨に聞くと… 無表情のまま霧時雨は島に首を振って答えるのだった。
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