第九十三話俺はね…あんたみたいな人に虫酸が走るんですよ

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ザンッ 「あはあっ!」 ドサッ 霧時雨が縄を斬ると、神子田は地べたに倒れた。 「私の欲しいですか?」 ヌプッヌプッヌプッヌプッ ビクビクビクビク 「んあっ!あんっ!あぁっ!」 再び後ろの穴に指を入れながら、悦ぶ神子田の耳元に囁く。 「欲しいなら…さっさと白状しな? 六合の情報をさ…」 文机に座ると、霧時雨は筆を持ち背を向けたまま神子田に問い掛ける。 ヌプッヌプッヌプッ ビクビクビクビク 「あぁっ!うあっ!分かった…あんっ!」 ヌプッヌプッヌプッヌプッ ビクビクビクビク 「話す!話すから…あんっ!欲しいっ!頂戴っ!」 恍惚の表情を浮かべ、神子田は霧時雨に答えると島に懇願した。 島のやり方は…決して痛みを与えず快楽を与え堕とす事。 無理矢理じゃつまらない。強弱を付けて徐々にだ。 「じゃあ…話して下さいよ!」 ズプププッ ビクビクビクビク 「あーっ!」 後ろから島に貫かれ、神子田は嬉しそうに声を上げる。 パンッパンッパンッ ビクビクビクビク 「あはあっ!んはあっ!激しっ!」 四つん這いで犬の様に神子田は悦ぶ。 「悦んでいる場合じゃない…白状して下さらないと…!」 グイッ ズプププッ 「くひいっ!」 腰を掴むと、島は胡座を掻いて座り神子田を膝の上に乗せる。 パンッパンッパンッ ビクビクビクビク 「ひあっ!…六合様は…んあっ!家康を…呑み込んだ後…身体が…不完全…で…」 喘ぎながら神子田は白状して行く。 霧時雨は的確に筆を滑らせ記入している。 「それで?」 パンッパンッパンッ ビクビクビクビク 「あぁっ!まっ満月の晩に…力が…最も弱まる…。 松永城に引きこもりに…あうっ!なられるから……くはあっ!」 涙を流しながら神子田は懸命に白状して居る。
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