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「応。久方ぶりよな、周朗。元気そうで何より」
程普が歩幅も大に歩み寄った
「―ええ…。程普殿こそ益々ご健勝の様子」
拱手したまま形式的な挨拶を述べる周瑜
程普は少し口端を上にかたむけた
「うむ、遠征帰りにひと軍(イクサ)して来たところよ。…のぅ周朗、その後、城内に変わりないか」
「!」
周瑜と、その後ろに居る2人が表情を曇らせる
「ちょっと、程公」
張昭が諫めるように言うが、朱治はいつもの微笑みのまま、周瑜の背後の男に話しかけた。
「…―こちらから来たのなら、今しがた殿に会ってきたのでしょう?実際のところ、どうなのですか?魯粛」
「ぇえっ!わたしですか!?」
いきなり話を振られ驚いた魯粛がわたわたと竹板を取り出した。
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