高校時代を軽く575で表そう

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乗り換えたいとは何度も思ったけど、今のところ結城以外に可愛い女の子がいないから仕方なく付き合っているだけで僕は惚れてない。絶対に惚れてない。たまにドキッとしたり顔が熱くなるけど絶対惚れてないんだからね! 「……話それたわね。で、結局なんで怖くなったのよ。無理矢理合体以外思いつかないんだけど」 「お前そればっかりだよな……。わかったよ、話してやるよ。あれはデートが終わってからの話だ。僕が……」 「もういい。飽きた」 「飽きるなよ。まだこれからだっての」 「つまりこうでしょ? 好きになりすぎて気持ち悪いメールばかり送って嫌われたんでしょ? で、その子の友達から酷い目にあわされたと」 「お前やっぱりすごいわ。ドンピシャだわ」 「当たったんだからなんか奢れ。腹減った」 「自分の肉でも食べてろよ。自慢の霜降り肉をな」 「死ね。お前なんか彼氏からサンドバッグに昇格だ」 「そこは昇格じゃないよね?」 「サンドバッグは喋るな。喋るサンドバッグなんかいないぞ」 「すみません許してください! 何でもしますから!」 「ん? 今何でもするって言ったよね? ご飯買ってこい」 「はい、ただいま!」 END
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