宇宙から来た◯◯◯◯

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 キュ◯◯ェもどきはうなずき、モザイクの下の表情をにっこりさせて(わかりにくいが)、こう言った。 「ボクと契約して、連帯保証人になってよ」 「はい、いいですよ」 「わあああ、待て待て待て!!」  出された書類にはんこをつこうとするルケルケ・7・トーを、ガニガニ・9・ボーテは全力でやめさせた。100円ショップで買ったはんこを取り上げると、ぜいぜいと息荒く。 「やっぱり悪いやつじゃないか!」 「どうしてです? おなじ宇宙人どうし、協力してあげましょうよ」 「そういうのが一番危ないんだ。ボクと契約して×××になってよ、などというやつは、悪いやつに決まってる」 「妙に主張しますね、先輩」 「いや、その……そうじゃない、連帯保証人なんかになったら、電車に飛び込んで自殺しなくちゃならなくなるんだぞ」  地球文化の調査が任務のガニガニ・9・ボーテの主張は、当たらずとも遠からずである。
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