缶コーヒーの男

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「なななな、なんだそいつは!」  唾をとばしながら、詰問する。 「いや、ベランダのサッシをあけて、当たり前みたいに入ってきたんですよ」  と、ルケルケ・7・トー、 「先輩の知り合いかと思ったんですけど、違うんですか?」 「知らん!」 「まぁまぁ、落ち着いて」  と、そいつは静かに言った。 「ぼくの話を聞いておくれ。地球の危機なんだ」
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