パートタイム戦隊イケメンジャー

16/17
前へ
/17ページ
次へ
ジョージ(白): 「Oh my godness! ヤッタYO! カッタYO!」 マウ(青): 「必殺技名ダサイけど、凄い! 瞬殺だよ、イケメンフラッシュ!」  タツル(金): 「あぁ、インスタ映えする瞬間を、撮れなかった……もう一回やるとか無理?」 ヒカレ(緑): 「無理だろ。敵が消滅してるのに」 キハチ(黄): 「まぁまぁ、ゴールド君、スマホには残せない貴重な瞬間を、我々で共有したということで、今日の所はいいんじゃないかな?」  キハチ、タツルの肩を叩いて慰める。タツル、納得したように、頷く。2人の掛け合いを満足そうに眺めているヒカレの背後に、マウが近づいて来る。 マウ(青): 「今日はサボって、俺たちに任せるんじゃなかったの?」 ヒカレ(緑): 「だって、お前らポンコツだろ? コマンダーがお前らの戦いぶりをウォッチを通して、見せてくれたんだ。ヘタレ過ぎでウケた。しょうがねぇから、助けてやるかって思っただけだ」 マウ(青): 「いつもはイエローさんの影に隠れて、面倒臭ぇって、闘いに参加はしないのに、気が変わったんだ?」 ヒカレ(緑)」 「……まあな。敵をやっつける瞬間は悪くない」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加