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「恋人同士なら一緒に帰るもんでしょ。」
という流星君の一言で、一緒に下校の筈が・・・
「大丈夫。誰も居ないよ。」
「そっか。じゃ、行こう。」
何故か裏門からこそこそ帰るはめに。
「以前、家までつけられた事があってさぁ。なるべく人目に付かないようにしたいんだよね。」
それなら私要らなくない?
周囲を警戒しつつ、学校を出る。
が、沈黙・・・。
そういえば、出会ったばかりで私彼の事何も知らないし、彼も私の事知らないだろう。
話題が見つからない。
何とか話し掛けようと、彼の事を観察する。
睫毛長いなぁ。
整った顔してるし、手足も長い。
チョーイケメンなのに、女嫌いとか勿体ないよね。
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