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「・・・有難う。もう大丈夫。」
少しだけすっきりした顔をしているが、まだ顔色は悪い。
「ベッドで休んだ方がいいよ。」
肩を貸してベッドに座らせる。
「ほんともう大丈夫。だんだん落ち着くから。」
「そう?」
でも、まだ一人にするのは何だか心配。
「ただの女子酔いだから。」
「女子酔い?」
何それ?
「俺、苦手なんだ。女子。特に集団で来られると・・・酔って気持ち悪くなる。」
そんな人もいるんだね・・・て、私も女子じゃね。
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