分岐点

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「いらっしゃい、麗ちゃん…?どうかしたの?」 「あ、あさみさん……こんばんわ…」 ここ数日、こんを詰めたせいか、頭がぼーっとしてた。 気がついたら、あさみさんの店にたどり着いていた。 多分いつも通りの道を歩いてきたんだとは思うものの、頭がぼーっとしてよく覚えていない。 「麗ちゃん、大丈夫?なんだか変。具合が悪いの?」 「ん…どうなんでしょ…う…」 ガタン。 「え?…え?麗ちゃん?」 意識が薄れる中、あさみさんが私の名前を呼んでいる声が遠くなっていった。
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