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異界(ゲヘナ)の住人である白い闇(サーペント)には、小型のものから、建物を壊しながら迫ってくる大型のものまで、さまざまな種類がいる。
なかには人間にとりついて意識を蝕むタイプもおり、汚染されたものは『堕落体(コラプタス)』と成り果てる。
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学園をはさんで、紫色の光の壁『深淵の口(ゲヘナズゲート)』と緑色の光の壁『蜘蛛の糸(エデンズゲート)』が向かい合っており、それぞれ、異界(ゲヘナ)・現世(エデン)との境界である。
深淵の口(ゲヘナズゲート)から出てきた白い闇(サーペント)が、学園を越え、蜘蛛の糸(エデンズゲート)に接触して現世(エデン)に侵入しないよう防衛するのが、罪人の役目。
現世(エデン)に戻ろうと蜘蛛の糸(エデンズゲート)に突入を試みた罪人がいたらしいが、触れた途端、塵と化したという。
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流刑街(エルダ)のすべての機能は、学園に集約されている。
必要なものの購入や、サービスの使用などは、看守(アガナアラガ)に申請することで可能。
金銭ではなく、白い闇(サーペント)を討伐することで得ることのできる『価値(バリュ)』を使用する。
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ケージの烙印(マルス)は、大きな鋏(はさみ)。
ふたりでひとつの烙印(マルス)を共有する共犯、伊原姉妹は、荊(イバラ)をあやつる。
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