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聞けば聞くほど奥がある。サラッと流さないとキリがない話だった。
「他は資金援助なの。なんでかは私も知らないけど。人間って変だよね。軍人さんが戦争してるけど、規定があるし行かなくていい知らない大丈夫って、安全だって思ってる人多いの。私は流れ弾はやだし、やっぱり故郷に帰りたいですー」
俺は他人事にはそうだろなと共感しつつ、フムフム聞き入り呑気なランチタイムになっていた。
「あのですね」
「何だ」
「デザートあとふたつ頼んでいいですか!」
「まだ食うのか!」
「……おぉ。食え食え」
「やったあーっ!」
食えるなら食えば良いと思い答えたが、ライバはガクリと項垂れた。例え大盛り定食四膳平らげてもだ。万国共通デザートは別腹である。
ランチを終えて別行動になった。ミミが手ぶら過ぎることに『女性なら必要な物多いだろう』と買い出しだ。財布の中身を心配してたのに。エルフは魔族でも気遣える魔族のようだ。
俺も所持金がある。しかもマジックアイテムもどきコートもある。ギルドも使えるし収入の心配もない。
「買い物か」
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